About

会社情報

会社名
Frich(フリッチ)株式会社
設立
2018年1月
資本金
272,202,736円(2022年11月現在・資本準備金を含む)
代表者
代表取締役 富永源太郎
事業内容
P2P互助プラットフォームの運営
主要株主
W株式会社
インクルージョン・ジャパン(ICJ)2号ファンド
SMBCベンチャーキャピタル株式会社
株式会社吉銘
ひょうご神戸スタートアップファンド
株式会社CARTA VENTURES
株式会社hope for
Plug and Play Japan (日本初の投資先)
など
所在地
東京本社
〒105-0004
東京都港区新橋3丁目9-10 天翔新橋ビル8F 804号室

神戸支店
〒650-0035
兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内

創業にあたり

創業にあたって、2011年、目に見えぬ不安に怯えて過ごしながら
見知らぬだれかを想い、
なんだか気恥ずかしい気持ちで、そっと募金箱に500円玉を入れたことを思い出します。

2015年、地方創生の仕事で全国各地を飛び回る中、会津若松市を訪れたときのことです。
赤信号で停車した際、たまたま大熊町の仮設住宅の道路標識を見つけました。

その標識は“応急仮設住宅団地”と書かれながら、それ自体がアルミで、
たやすく外れないよう電柱にしっかりと括りつけられた“常設”のものでした。

あれだけ苦悩し、絆を呼びかけあったメディアも私たちも、
4年後にはすっかり過去のものとして処理してしまっていることがある。
あのとき叫んだ「絆」とは何だったのか。見知らぬだれかに届けと、
まさに必死の思いで募金をした意味は一体何だったのかと、
心から自分を恥じました。

それからというもの、己の刹那的感情を消化するためだけの
一方的な助け合いでなく、できる範囲で構わないから、
一人一人が継続的に支え合うことのできる助け合いの仕組みはないのか模索し、
迷う日々が続きました。

そこで出会ったのが新しい保険のコンセプト「P2P保険」でした。
我々は、ITの力を使うことで、「助け合い」を現代にふさわしい形で
復権させたいと考えています。
それは、誰もが、かんたんで、無理なく、継続的に支え合えるような仕組みです。

2011年から7年も経ってしまいましたが、
2018年、やっとその大きな目標へ向けた一歩を踏み出すことができました。
これからのFrichの活躍に、ぜひご期待ください。

Frich CEO 富永源太郎

Board members

  • 代表取締役CEO
    富永 源太郎
    慶應義塾大学 経済学部卒。 ANAグループにてマイレージやカードビジネスの事業開発、ふるさと納税事業の立ち上げ等を経て、当社起業。 Fintech、地方創生領域において、上場企業に対する事業開発コンサルティングを多数経験。
  • 取締役COO
    内田 雅人
    大手人材企業での法人営業としてキャリアスタート。同社にて新人賞、史上最年少での社長賞等各賞受賞。その後、大手ブライダル、コインパーキング最大手やスタートアップでの事業責任者を歴任。
  • CTO
    保田 光
    フリーのシステムエンジニアとして10年以上活動。Webシステムの開発を中心に、クラウドサービスのPMや金融機関アプリのアーキテクト、上場企業の技術顧問やメンター等に携わり、当社立ち上げ期より技術部門を統括。
  • CFO
    古市 守
    大手ゲーム企業やメガベンチャー子会社にて、経営企画、上場準備、管理部門統轄を担当。以降、上場企業やスタートアップ企業にてCFO・管理部長を歴任し、2022年Frichに参画。

コーポレートカラー

Frichのコーポレートカラーは「白」と「黒」です。
保険に関する事業を生業にする場合、誠実さを表す「青」や
調和・自然を表す「緑」を使う方が自然かもしれません。
しかし、Frichのコーポレートカラーは「白」と「黒」です。
これには2つの意味があります。

1どんなときも、誰もが自分の色で輝いていて欲しい。

どんな絶望的な状況になったとしても、困難に打ち勝ち、
人生に希望を見つけ、自分自身の人生を歩んで欲しい。
Frichはそのための「助け合い」の場を提供します。だからFrichに色は不要なのです。
人生に希望という名の色をつけるのは、誰でもない自分自身だと思うからです。

2感謝と決意

「白」は創業のきっかけを与えてくれた会津の雪、「黒」は会津の大地を表しています。
あの日、あの仮設住宅の看板に出会わなければ、Frichはありませんでした。
創業のきっかけを与えてくれた会津の雪と大地への深い感謝と、
今もまだ幾多の困難に苦しんでいる大熊町をはじめとする被災者の方々に対し、
浅薄な正義感で「助け合い」を費消するようなことは絶対にしない、させないという
固い決意の意味が込められています。